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蓄電池のメリット・デメリットは?停電対策と電気代、2つの効果と運転モードを解説【2026年版】

みなさん、こんにちは!株式会社グローバルエナジーの宮本です。

最近、蓄電池のお問い合わせがとても増えています。電気代が上がり続けていること、夏のゲリラ豪雨や台風で停電を経験した方が多いこと、ご近所やお友達で蓄電池を付けた方が増えてきたことが理由だと感じています。

一方で「蓄電池って、ぶっちゃけどうなの?」というお声も多くいただきます。この記事では、蓄電池のメリット・デメリットと、蓄電池がどう動いているのか(運転モード)をまとめました。

この記事の要点

  • 大きなメリットは「停電時に電気が使える」と「電気代の値上がりに備えられる」の2つ
  • デメリットは設置スペースと初期費用(価格の分かりにくさ)
  • 買う電気が売る電気より高い今は、「グリーンモード」で使うのが基本

蓄電池の2つのメリット

メリット1

停電しても電気が使える

台風やゲリラ豪雨で停電しても、家の中で電気を確保できます。

メリット2

電気代の値上がりに備えられる

太陽光の電気をためて使えば、電力会社から買う量を減らせます。

メリット1:停電しても家の中で電気が使える

蓄電池を付けるいちばんのメリットは、停電したときに電気が使えることです。家庭用蓄電池は、もともと災害への備えとして作られてきた設備でもあります。

夏に停電してエアコンが止まると、室内はあっという間に暑くなります。高齢のご家族がいるお宅や、ペットを飼っているお宅にとっては命に関わることです。そこに備えられるのは、本当に大きな安心だと思います。

停電中に家全体へ電気を送れるのか、一部の部屋だけなのかは、蓄電池のタイプで変わります。

メリット2:電気代の値上がりに備えられる

電気代が上がっている背景には、東日本大震災以降の電源構成の変化や、海外情勢による燃料の輸入価格の上昇などがあります。東京電力「従量電灯B」の、月300kWhを超える部分の電力量料金単価(税込)を比べると、次のとおりです。

電気を買う単価(1kWhあたり・東京電力 従量電灯B 第3段階)

2016年
30.02円
2026年
40.49円

約10年で1kWhあたり約10円(約35%)アップ

※燃料費調整額・再エネ賦課金・基本料金は含みません。月々の請求額全体が35%上がったという意味ではありません。
出典:東京電力エナジーパートナー[2016年の料金表(PDF)][現行の従量電灯B・C](2026年9月17日確認)

太陽光発電で作った電気は、燃料代のかからない電気です。これを蓄電池にためて夜や朝に使えば、そのぶん電力会社から電気を買わずに済みます。

ポイント

電気料金の単価がいくら上がっても、それは「買う電気」の値段です。買う量そのものを減らせば、値上がりの影響を受けにくくなります。

蓄電池のデメリット

大きなデメリットはそれほど多くありません。強いて挙げるなら次の2つです。

① 設置スペースが必要

機械を置く場所が必要です。住宅が密集したエリアでは、最初に置き場所を確認しましょう。

② 初期費用がかかる

安い買い物ではなく、価格が妥当かどうかが分かりにくいところがあります。

価格の分かりにくさは、信頼できる専門の会社にご家庭の状況を伝えて、根拠のある提案をもらうことでかなり解消できます。国や東京都、区市町村の助成金で負担を減らせる場合もあります。

蓄電池の仕組み:2つの運転モード

蓄電池は、ひと言でいえば電気をためておく機械です。ためた電気の使い方には、大きく2つの運転モードがあります(名前はメーカーによって異なります)。

グリーンモード:太陽光の電気をためて、夜に使う

電気の流れ(グリーンモード)

☀️ 太陽光で発電
→
🏠 まず家で使う
→
🔋 余りを蓄電池へ
→
さらに余れば売電
0〜7時
7〜17時ごろ 発電
夕方〜夜

発電していない朝夕・夜は、昼にためた電気を家で使います。

太陽光で作った電気を、自分の家で使い切ることを優先する動き方です。

経済モード:昼は売電、夜は安い電気をためる

電気の流れ(経済モード)

☀️ 昼:発電
→
🏠 まず家で使う
→
💴 余りは売電
🌙 深夜:安い電気を買う
→
🔋 蓄電池にためる
→
朝・夕方に使う

夜間の単価が安いオール電化向けプランを使っているお宅向けで、売電収入を取りつつ電気代も抑えたい、という考え方です。

2026年のおすすめは「グリーンモード」

経済モードは、だんだん選ばれなくなっています。電気を買う単価と売る単価の関係が逆転したからです。以前は売電単価が高く、2011年ごろには1kWhあたり40円台の時期もあり、「売ったほうが得」でした。いまは逆です。

同じ1kWhでも、いまは「買う」ほうが高い

買う電気
約40円
売る電気
(1〜4年目)

24円
売る電気
(5〜10年目)

8.3円

買う電気は東京電力 従量電灯Bの例。売る電気は2026年度に新たに認定を受ける住宅用太陽光(10kW未満)の買取価格(出典:経済産業省 2026年3月19日発表)。卒FITの方は、さらに低い単価になることが多くあります。

結論

同じ1kWhなら、安く売るより、高い電気を買わずに済ませたほうがおトクになりやすい。これから蓄電池を設置する方は、基本的にグリーンモードで使っていただければ間違いないと考えています。

※売電単価はご契約の時期や内容で異なります。ご自宅の契約単価で比べるのが確実です。

よくあるご質問

Q.蓄電池を付けると、電気代はゼロになりますか?

A.ゼロにはなりません。基本料金はかかりますし、天候が悪い日や使用量が多い日は電気を買うこともあります。「買う量を減らす」設備と考えてください。

Q.グリーンモードと経済モードは、あとから切り替えられますか?

A.多くの機種はリモコンやアプリで切り替えられます。ご契約中の電気料金プランに合わせて設定をご提案します。

Q.停電したとき、自動で蓄電池に切り替わりますか?

A.自動で切り替わる機種が多いですが、機種や配線によって動き方が異なります。ご提案時に停電時の動作もご説明します。

蓄電池のご相談は、杉並区浜田山のグローバルエナジーへ

「うちには蓄電池が合うのかな?」「他社の見積もりがよく分からない」というご相談も大歓迎です。創業2000年、太陽光発電・蓄電池の施工販売を続けてきた経験から、ご家庭に合ったご提案をいたします。

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執筆:株式会社グローバルエナジー 取締役 宮本(たけぞー)

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